世界的に人気を博するボードゲーム「カタンの開拓者たち」。その誕生秘話を紹介する、こちらの動画がステキです。(※ 音声は英語。このエントリの画像以下に、内容の一部抄訳・翻訳が添えてあります)



作者のクラウス・トイバー氏が暮らすドイツの田園風景にまったりと癒やされつつ、ご本人登場。歯科技工士としての仕事の息抜きとしていくつものゲームを自作しては世に送り出していたこと、興味のあったバイキングの物語をテーマにゲームを作りたいと思っていたこと、この動画に登場する2人の息子さん(末っ子のベニーさんと、長男のギドさん)と奥さんがクラウス氏の作るゲームをテストプレイしていたこと、などなど、何とも人間味あふれるカタン誕生の背景が語られます。

特にプププと思わず笑ってしまった逸話は、ベニーさんがまだ小さかった頃、テストプレイするテーブルの上にはミッキーマウスのマンガが置いてあったという話。息子さんがプレイ中にも関わらず、途中で飽きてマンガを手に取るかどうかで、ゲームの出来栄えを測る目安にしていたそうです(笑)

中でも胸がジーンとしてしまう、ちょっといい話は 2:40 前後から。


ギド: 「このゲームは1つのストーリーから生まれるけど、そこからまたいくつものストーリーが生まれるんだ」

ベニー: 「カタンの素晴らしいところは、(勝ち負けに関わらず)最後には何かが築き上がるところ。そういう意味では、全員が勝ち」

クラウス: 「とても平和的で、人々を結びつけるようなインタラクションがたくさんあるゲームを作ることは、私の望みだった。だから私にとって、カタンは成功したといえる」(訳注: おそらくこの直前の部分で、カタンが発売と同時にゲーム大賞を取って成功を収め、今では世界で240万部売れたという紹介をしている内容との対比だと思われる)


そして最後の締め、3:22 前後からは、トイバー家の3人からカタンファンの皆さんへの攻略アドバイス。

ベニー: 「自分の立てた戦略を終始貫く必要がある。でも、それなりに調子が悪そうなこともこぼしておく必要もある。勝ちが見えている状況でも、まるで勝ちそうにないように見せておかないとね」(訳注: つまりポーカーフェイスをしろ、という意味ではないかと)

ギド: 「自分はゲーム開始からできるだけ早く都市を建てるのが好きなんだ」

クラウス: 「序盤で一番長い道を引くのは絶対にNG」 


……そっかー、カタンってドイツの田舎の、こんなファミリーから生まれたんだなぁ。

何かやっぱり「愛」があるよね、「愛」。
あるいは思い入れっていうか、静かだけど何よりも強い情熱っていうか。

クラウス氏と息子さんたちの人となりや、カタン誕生の実はかなり家庭的な裏話に、しばし心がほっこりする動画でありました。


ちなみに、過去にも New Yorker 誌に語った誕生秘話などもあるようです (2014/2/9 付 Gigazine 記事、日本語) 。


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