crying_boy

「ゲームは勝ち負けじゃないぃぃぃ!」と頭では分かっていても、割り切れなさ、こみ上げる何か、ああしておけばよかったという後悔、なんだかちょっと心がザラッ、チクッとする感じ、……ゲームが自分の「負け」で終わると、程度の差こそあれ、案外といろいろな感情が波打ったりしませんか。しかも、一所懸命であればあるほど!

今回はアメリカのギーク系サイトGeek and Sundry で、こうした「負け」の感情とうまく付き合い、ポジティブに転換するための3つのコツが紹介されていたのがなかなか爽やかで実用的だったので、抄訳してご紹介したいと思います。

1. Acknowledge that your feelings are legitimate
  自分の感じている気持ちを正当なものとして受け止めよう

    • ゲームに負けることで感じる怒りやフラストレーション、悲しい感覚は非論理的に思えるかも知れないが、感情というものはそもそも非論理的。
    • そうした感情は理由があって感じているものである。
    • どんな種類であれゲームの負けから湧き起こるネガティブなフィーリングは、まったく正常。
    • 人によってはゲームに負けることで、うつや不安などの不調が増幅されてしまうことも知っておくのは大事。
    • 血糖値が下がっていると感情的に不安定になったりするから、ゲーム中には糖分補給がおすすめ。
    • 対戦相手がいて成り立つボドゲは、実は高度にソーシャルなので、人付き合いが苦手なタイプだったりすると、思っている以上にストレスがかかってる場合もあるよね。
    • 何かの理由で気持ち的に不安定になってしまったら、ゲーム中でも周りを気にせず、一旦席を外させてもらうのも手。

わたくし隊員2号、この「自分の中に湧き起こってる感情を、それはそれとしてとことん肯定する」って、このスタンスけっこう好きです。感情をないことにする、フタをする、論理的な思考の力で何か別のものにすり替える……っていうことをしてると、後で結局バーン!と溜まりに溜まってどこか思わぬところで出て来ちゃったり、ねじれてひねくれて別のモンスターになっちゃったりw

ボードゲームのもたらす心理的なインパクトについて、良いとか悪いでなく、極めてニュートラルかつありのままに触れているのもいいポイントだなーと思いました。元記事中で、筆者さんがゲームコンベンションで初対面の人もいる中で『世界の七不思議』をプレイ中に、自分が何をどうしたいか訳が分からなくなって取り乱し、いい大人が半泣きになってしまったエピソードについて書いていました。(彼女は、とりあえず一度離席してドリンクを飲んだりしてから戻り、同じ卓のみんなに暖かく受け入れてもらったとのことです。)

自分も大昔に、やはり大きめのゲーム会で初めてのゲームをプレイした際に、似たような感じで全然どうしていいかダメになり、途中で席を立って逃げ出したくなった出来事があったのを思い出しました。(確か『ケイラス / Caylus』だったと思います。)

こうしたゲームプレイの感情面は、世界のあちこちでボードゲームが盛んになって、多人数、初対面で、ゲーム歴の長い人も浅い人もいっしょくたになって顔を突き合わせプレイする機会が増えれば増えるほど、実は参加する側も、会の主催側も、配慮して行く必要のある要素なのかな、などと思いました。

caylus
ムッキー!!! 憎きケイラス!(嘘

2. It really is only a game
  実のところ、これってたかだかゲームだし

  • ゲーム中に、あまりにも競争ムードが過熱してしまうのはよくあること。
  • 元々競争心の強いタイプだと、当然ながら負けによるインパクトも大きくなる。
  • しかし「死」とチェスしたり、シチリア人と毒杯の駆け引きでもしているのでない限り(訳注: ソクラテスのことか)、ゲームはゲーム。命かかってる訳じゃないしー。
  • 負けたところでだから何なの。10分後にそのことを覚えている人がいるだろうか(いや、いない)。
  • 特にロールプレイングならば、間違えたり失敗した方が面白くてドラマティックな展開になったりしない?
  • おーい、ちゃんとゲーム楽しんでる? 楽しめてないなら、新しいゲームか新しい友達を見つけた方がいいんじゃない?

……いやー、いろいろと熱くなることも多い自分には、耳が痛かったっすwww 「命かかってる訳じゃない」というのはまさにその通りで('д` ;)

ゲームに熱中しつつも、どこかちゃんと冷めて突き放してる自分、というのが、もうちょっといて欲しいですねー。

しかしこの「特にロールプレイングならば、間違えたり失敗した方が面白くてドラマティックな展開になったりしない?」というのは奥が深くて。人間ってゲームに限らず、やらかしちゃってみんなで大笑い、なんてことの方が意外と後々まで覚えていて、思い出して甘酸っぱい記憶がよみがえり、家族が寝静まった後にひとり身をよじったり、思い出し笑いする……なんてことがありますよね-(えっ、私だけ?!)

3. Take joy in the happiness of others
  他プレイヤーの幸せをいっしょに喜ぼう

  • 悲壮感と自己憐憫に浸るのは、ゲームの世界だろうが現実世界だろうが、とっても簡単。
  • 時として羨望や嫉妬が湧き起こることもあるけど、それって自分の痛みが増すだけだよね?
  • だったら友達の勝利をいっしょに喜ぶ方を選ぼう。友達の好プレーにおめでとうと言おう。
  • その方が自分の幸福度もアップ!
いやー、これもね、ホントにね、ゲームに限らずね、日々の生活で実践できたら、すごいよなーって思うんですけどね、なかなか毎回はできないんですわwww

ただ、何かの本で読んだのですけど、自分以外の誰かが幸せだからといって、自分の幸せの取り分が減るわけじゃないんですよね、決して。それを人間ってば心と視野が狭くなって、誰かが幸せ=俺の分を取ってった、みたいに思っちゃうというか。

自分と他者との間に、健全な境界線(英語でいうところの boundaries / バウンダリー) を保てるようになりたいものです。あ、決してこれって、区切って突き放すんじゃないですよw 私とあなたの境目はここね、っていうのを、クリアに持ったうえで、気持ちよく人とお付き合いしたいなぁ、ということでございますね。


……で、隊員2号@おかん的には、元記事の最後の締めにあった一文が、すごくグッときました。

Win or lose, treat others how you wanto to be treated. 
(勝とうが負けようが、自分がそうして欲しいように、相手にも接しよう。)
これが、言うのは簡単、実行するのタイヘン。でも、本当にその通りですねー。


……ということで、よくありがちなセルフヘルプのようなタイトルでスタートしたと思ったら、掘り下げると何だか禅問答のようにすらなってきましたがw

まぁ今日の話を一言でまとめると「みんなありのままでええねんよ、はいはいゲーム楽しも、ゲーム!(・∀・)」に尽きますね。 


でもね、ボードゲームって、本当にやっぱり社会性が身につくというか、うまいこと安全に「負ける練習」ができると思うんですよ。特に子どもたち。長くなってきたので、この話は次回にでもしましょうかね。


<おまけ> 
 losing_games

↑↑↑ 「何書いてるのー?」「ゲームに負けたらどうするかのブログや」と言ったら、隊員3号@8歳児が描いてくれましたw 


ではでは皆さま、Happy Board-gaming!!! 


元記事: 3 Tips to Cope with Losing at Board Games @ Geek and Sundry (Thank you!)


※ 本記事の抄訳は一個人が参考のために提供しており、何ら厳密な正確性を保証するものではありません。本抄訳の利用・参照は自己責任となり、それによって生じるいかなる結果も何ら責任を負うものではありません。


 ランキングに参加中です。↓↓↓ポチッとして頂けると嬉しいです。
ボードゲーム(その他)   にほんブログ村 ゲームブログ アナログボードゲームへ にほんブログ村