認知症と認知低下
これまでにも「ボードゲームは認知機能低下の予防に役立つ」とのさまざまな研究や通説はありましたが、フランスの研究グループが行った、20年に渡って3,675人を対象とするコホート調査の結果でも、どうやらやはり「ボードゲームをすると、認知症や認知機能低下になりにくい」ようです。

こちらはBMJ(英国医学会会報)に掲載されたもので、全国3千万ボードゲーマー(ホンマカ)にとってはますます朗報といえるのではではないでしょうか?!


「Playing board games, cognitive decline and dementia: a French population-based cohort study (ボードゲームをプレイすること、認知低下、および認知症:フランス住民を対象としたコホート調査)」と題されたこの研究は、ボルドー大学とIEEP(ヨーロッパ生理学専門研究機関)の共同チームによって実施された。

調査結果によると、計3,675人の認知症ではない被験者のうち、32.2%が定期的にボードゲームをプレイしていた。20年の間に、被験者のうち840人が認知症を発症した。発症リスクは、ボードゲームをプレイする人の方が、プレイしない人に比べて15%*低かった(*年齢、性別、学歴、その他交絡因子による調整後)。

この統計の有意性は、MMSE(ミニ・メンタル・ステート検査:アルツハイマー病の検査などに用いられる心理テスト)およびうつ病による補完的な調整後には失われたが、ボードゲームをプレイする人では、プレイしない人よりも、20年のコホート追跡調査中におけるMMSEスコアの低下がより少なく、うつ病の発症が少なかった。

結論として、ボードゲームをプレイすることで高齢者プレイヤーの認知低下およびうつ病が減り、認知症リスクにも有益な効果がある可能性が示唆されている。

お年寄りとボードゲーム

……ということで、こちらの論文、明らかに「ボードゲームが認知症の予防になる」と断言するまでの決定的なデータはまだ出ていないようですが、少なくともアルツハイマー病やうつ病になりにくくなるようです。このことは、以前に紹介したボドゲでうつ病から救われた若者の話ともつじつまが合いますよね。

一ボードゲーマーとしてはも、今後もこのような研究がますます行われて、ボドゲのもたらす認知機能へのポジティブな影響について、裏付けされていってほしいなぁと思います。

これでますます、今後もおばあちゃんになるまでボードゲームをプレイし続けて行こうと決意を新たにしましたよー(・∀・)



出典Playing board games, cognitive decline and dementia: a French population-based cohort study , BMJ

※ 本記事における引用および抄訳は一個人が参考のために提供しており、何ら厳密な正確性を保証するものではありません。本抄訳の利用・参照は自己責任となり、それによって生じるいかなる結果も何ら責任を負うものではありません。 


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