クワークル

さて、バークレーにあるボードゲームカフェに来てみた一家、いよいよゲームが山のように並ぶ棚から選んでプレイ開始。

この日最初のゲームは、隊員3号(コードネーム:小学2年生)のひと声で「クワークル (Qwirkle)」に。

隊員2号は知っている……どうして隊員3号がクワークルを選んだかを。数か月前に地元の大型書店で催されたボードゲームイベントの際に初めてプレイして、他のおじさんたちを相手に勝ったので、絶対に味をしめているのだ、絶対に。


クワークルをプレイ中

いやー、こういうパターンマッチング系のゲームもね、もちろん嫌いではないですよ。でもねでもね、お父ちゃんお母ちゃんはもうちょっとこう、ミープルやカードをわんさと使うようなゲームがしたかったなぁ(凹)

子どもとボドゲする際の困難の一つに、この「子どもがやりたいゲームばかりが優先されて、自分のやりたいゲームがなかなかできない」というのがある。しかしこれも次世代のボードゲーマーを育成するためだ、グッと我慢、我慢。

けれども裏を返せばこのゲームは、7歳児が自分からやりたがるくらい、入りやすいゲームである、ということではないかと思う。

しかもこの「クワークル」、2011年にボードゲーム界の殿堂とも呼ぶべきドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)に選ばれていたりするのだ。

さらに今回気づいたのが、外箱には玩具や子ども向け書籍・アプリ等の評価を行うペアレンツ・チョイスの金賞(Parents' Choice Gold Award)や、米国メンサ協会が毎年優良なボードゲームを選定するメンサ・セレクト(Mensa Select)の金ピカシールが貼られていることだ。

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> ……メ、メンサですって~?! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

こういうゲームを子どもにプレイさせてたら、何だか賢い子が育ちそうな気がしてきません? え、しない?(爆

メンサ?


……前振りが長くなったが、このクワークル、6色・6種類の模様のついたタイルを、同じ色または模様同士で並べていくだけのシンプルなゲームなのに、大人がプレイしてもなかなか奥が深い。対象年齢6歳以上という表記にも違いがないし、ひょっとするともう少し小さくてもプレイできるかも知れない。

ルールが簡単なので、子どもが何人かいて、さあゲームしよう~、となった場合にパッと取り出してプレイするのに向いていそう。加えて、アメリカでは標準価格25ドル弱で入手できるので、プレゼント等にも活用できる気がした。

プレイ時間的には、メビウスゲームさんの説明1ゲーム30~60分とあるのも妥当で、初めてのプレイヤーが複数いたり、子どもの年齢が低かったりする場合には60分というのもあり得る(ちなみにBoardgamegeek.comでは45分と書かれてある)。

ゲームは通常、タイルがすべてなくなった時点でおしまいとなるが、今回わが家では他にもいろんなゲームを試してみたかったので、50点先取でおしまい、という隊員1号の独断と偏見によるルールを適用したので1ゲーム15分ほどだった。

このゲームの難点を1つだけ挙げるとすれば、得点の記録がいささか面倒な点かも知れない。タイルが一定数並んで得点があった場合には逐一記録しなければならないのだが、ゲーム本体には記録用紙が付属していない

なので、プレイする際には紙と鉛筆、または小さなホワイトボードのようなものをあらかじめ用意しておいた方が良さそうだ。(今回は、下記の写真のように、隊員2号の持ち歩いているノートに点数を記録していった。)

得点表


はてさて、クワークルを2局楽しんだところで、ボードゲームカフェでの次なるゲームは何でしょう? その3へと続く……。









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